検印廃止って何


本の*奥付(おくづけ)を見ると時々「検印廃止」の文字が入ってきます。

今はありませんが、ISBNもバーコードも無い時代に出版社が著者との取り決めで、著者が出来上がった著書の総制作部数を確認するために検印用紙に印を押し、印を押した検印用紙を奥付に張りつけていきました。今は無くなったその時代の名残(なごり)です。

*奥付(おくづけ):和書(日本製の書籍及び雑誌)で書名、著者名、出版年月日、出版社名の書かれて入るページ。日本の本は大抵本文の最後にあるが、洋書では前にあるので前付(まえづけ)と呼ばれる。

 

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